ヴェラとルーカスは共に大火を潜り抜けたことで、心を寄せ合った。しかし記憶を失ったルーカスは、契約結婚した妻が、探し求めている思い人であることに気づかず、彼女に別れを告げた。ヴェラは死の淵へ追いやられるが、マフィアのボス・ヴィクターに救われ、彼の実の妹であることが判明された。記憶を失った彼女はマフィアの姫様として新たな人生を歩み始めた。
一方、ルーカスは自ら手放した宝石を取り戻すため、ツンデレな態度を崩さぬまま彼女を追い続けた。富豪の執着、二重人格の恋敵、偽善者の罠など幾多の困難を乗り越え、二人はようやく結ばれた。