愛する者のため護送車を襲撃し、絶望の黒獄へと落ちた梁紅櫻。しかし、そこは彼女の伝説の始まりに過ぎなかった。謎の老人から絶大な力を受け継ぎ、凶悪な囚人たちを力で屈服させた彼女は、いつしか絶対的なアネゴとして君臨していた。数年後、自由の身となり故郷海城へ戻った彼女を待っていたのは、信じていた婚約者蘇鳴の裏切り。しかも彼の妻は、道中で紅櫻に喧嘩を売ってきた傲慢な令嬢楊天真だった。激怒した紅櫻は、彼女を嘲笑う裏切り者たちに容赦ない鉄槌を下す。蘇鳴たちはただの前科者だと紅櫻を見下すが、彼らはまだ知らない。目の前にいる女の正体が、天下を揺るがす「逍遥門」の新たな支配者であることを……