邪修の陸灿は、仙界で数多の聖女と修炼していた最中、気が暴走して、気づけば人間界へと転落していた。しかも憑依したのは、自分と同名同姓の、気弱で覇気のない男・陸燦。元の陸燦は、病娇な婚約者によって屋敷に軟禁され、寝室から一歩も外へ出ることすら許されない屈辱の日々を送っていた。義姉と義妹からは「男らしさの欠片もない」と見下され、ことあるごとに嫌がらせを受け、心身ともに追い詰められていたのだ。だが、その夜。邪修の大能が宿った瞬間、すべてが変わる。病娇な婚約者が静かに扉を押し開けたとき、そこにいたのは、もはや以前の弱々しい婚約者ではなかった。長年にわたり屈辱に耐えてきた彼は今夜、ついに完全に爆発する。